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FOLFIRI療法 イリノテカン(CPT-11)と5-FUとい2種類の抗がん剤と、抗がん剤ではありませんが5-FUの効果を高めるl-LVという薬剤を併用する治療法です。治療は2週間ごとに行い、効果が認めれる限り続けて行います。毎回抗がん剤治療を行う前には、十分な審査診察と血液検査の結果などを参考にして、その日に抗がん剤の投与が可能な状態かどうかを判断します。したがって、副作用症状の程度によっては予定していた治療が行わない場合もあります。 この治療法も、治療開始から終了まで約2日間(48時間)かかりますので、腕などからの末梢の血管からの投与では、日常生活に不都合が生じることが考えられます。そのため、通常は治療を始める前に「皮下埋め込み型中心静脈リザーバー」と言うための器具を留置し、ここから薬剤投与します。そして外来でこの治療を行う場合には、治療修了後自宅で針を抜いたり消毒したりする必要があります。注射のための器具や留置や、自宅で針を抜いたり消毒したりする練習のために、初回治療開始時には入院して治療を行うことが多いですが、その後は十分外来で行える治療法です。 具体的な投与方法 治療は2日間かかりますが、外来で治療を行う場合、通院は1日目のみとなります。 1日目は、最初に吐き気止めの点滴を30分、次にイリノテカンの点滴を90分かけて行います。l-LVの点滴は最初から2時間かけて行い、l-LV、イリノテカン投与が終了した後、5-FUの点滴を5分かけて行い、終了後は携帯型ポンプに入っている5-FUの持続注入を計46時間の予定で開始します。 外来で治療を行う場合、5-FUの持続注入が開始となった時点で帰宅していただき、2日めもそのまま自宅で5-FUの持続注入を続行します。そして5-FUの持続注入開始から46時間後、携帯ポンプ内の5-FUが無くなったら自宅で針を抜いて、治療終了となります。 副作用 現在までに報告されている症状は、下痢、悪心、嘔吐、白血球減少、赤血球減少、血小板減少、脱毛、口内炎、手足の皮膚章症状などが主なものです。 FOLFIRI療法はイリテノカンを含む治療法であるため、重篤な下痢や好中球減少が特徴的な症状となります。また、5-FU系薬剤とイリノテカンを併用することにより粘膜障害が強く起ると考えられ、悪心、嘔吐、口内炎も重い症状の割合が他の治療法と比べ高くなっています。
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★2023年02月24日公開動画 膵臓癌の詐病疑惑について全てお話しします https //www.youtube.com/watch?v=jON-2D-MSJ4&t=1439s (07 04~)みずき「円形状のものが埋め込まれている」こうへい「手術で埋めるんだよね」みずき「ここが手術の傷でここからCVポートが入っていてこっち側にね、管が入ってるの分かります。ここから心臓に近い血管につながっていてここに針を刺して抗がん剤を入れています」(中略)こうへい「フォルフィリノックスという抗がん剤(※)を投与してるんですけど、通院で投与してて3日間ぐらいそれをぶら下げてるんです」 (※) フォルフィリノックスとは治療法の名称である。フォルフィリノックス療法で使う薬剤は、"オキサリプラチン注"(抗がん剤)、"イリノテカン注"(抗がん剤)、"レボホリナート注"(フルオラシルの増強剤)、"フルオロウラシル注"(抗がん剤)である。 参考 国立がん研究センター中央病院発表「mFOLFIRINOX (フォルフィリノックス) 療法とは」 https //www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/010/pamph/pancreatic_cancer/030/index.html
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卵巣がん治療法(上皮性腫瘍の場合・・卵巣がんの90%以上) 病期により治療の方法が異なります。治療法としては手術療法,化学療法,放射線療法があります。それぞれを単独または組み合わせて行います。 ☆卵巣癌手術療法目的は,卵巣癌であると診断し,病期を決定し,進行癌である場合はできる限り腫瘍を取り除くことです。 1. 試験開腹術 進行癌で後療法の効果を期待し、診断のための生検のみにとどめ閉腹する術式です 2. 根治手術 標準術式は確立されていませんが、一般的には 1.片側の卵巣,卵管だけを切除する場合と両側の卵管、子宮を含めて切除する方法がある。 2.大網(たいもう)切除 大網とは胃から垂れ下がって、大小腸をおおっている大きな網のような脂肪組織です。大網は卵巣がんの転移が最もよくおこる組織であり、切除しても実害はありません 3.後腹膜リンパ節郭清(かくせい) 後腹膜リンパ節は卵巣がんの転移がおこりやすい部位のひとつです。転移が疑われるリンパ節を採取して検査して切除します。リンパ節とリンパ管を系統的にすべて切除することをリンパ節郭清といいます 4.腸管などの合併切除 腹腔内の転移をできるだけ切除するために、大腸、小腸、脾臓などをがんと一緒に切除することもあります 3.セカンドルック手術 初回手術完全摘出症例の化学療法打ち切りの判定を目的にした、臨床的に自 他覚症状のまったくないものに対する再開腹手術です。現在はCT等で判断して開腹手術はあまり行われていない。 4.第2次腫瘍縮小手術 初回手術で取り切れなかった物、試験開腹症例に対する化学療法奏効症例に対し、可及的腫瘍摘出を目的とした再開腹手術です。効果的ではないということで余り行われていないようです。 ☆卵巣癌放射線療法 過去には使われたが、現在は化学治療がが主流で、副作用の強い放射線療法は脳に転移した腫瘍以外あまり使われない。☆卵巣癌化学療法 欧米における大規模な比較試験の結果、それまでの標準であったプラチナ製剤を主とした化学療法CP(シクロホスファミド+シスプラチン)ないしCJ(シクロホスファミド+カルボプラチン)に比較し、明らかにTJ(タキソール175-180mg/m2とカルボプラチンAUC=5-6)併用療法が有効であることが確認され、現在はこのTJ療法を3~4週間隔で6サイクル施行が標準化学療法とみなされている。 現在の標準化学療法TJ療法の大きな問題点は、強い骨髄抑制と末梢神経障害(手足のしびれ)である。この問題解決に向けTJとDJ(タキソテール75mg/m2+カルボプラチンAUC=5)の比較試験がヨーロッパで検討された。その結果、両者の有効性はほぼ同等であるが、毒性に相違が有る。 即ち、末梢神経障害は明らかにDJで軽度ではあるが、骨髄抑制はDJでより高度に出現する。 その他の副作用でも有意な相違がみられる。標準化学療法はTJである ○タキソール+カルボプラチン(TJ法) 週に一回点滴したら3週間休薬する。これを6クール点滴するマンスリー法 が標準になっている。 副作用 ・・ 強い骨髄抑制と末梢神経障害(手足のしびれ)である � △タキソテール+カルボプラチン(DJ法) 投与法はタキソールと同じ。 副作用・・骨髄抑制は高度に出現するが、末梢神経障害は明らかに軽度である、その他の副作用も軽度であるが、癌抑制の効果に差異は無いのて 標準化学療法として検討されている。投与方法の改善も試みられている。その中で有力な方法が腹腔内投与とTJの分割毎週投与法である。 ☆腹腔内投与:全生存期間の中央値が、16ヶ月程度延長(日経)したとの画期的な報告があります。タキソールが出来た時の生存期間の延長よりも格段に大きいく驚異的な数字である。しかし日本ではシスプラチン以外は、腹腔内投与は認められていませんが、適応の報告が多く寄せられています。しかし副作用場強いとの報告もあります。 ウィークリータキソール :TCやTJより少量のタキソールを1週間に1回 ☆ウィークリーTJ :タキソールを1週間に1回、カルボプラチンを3週間に1回3週連続投与、1週休薬する、ウィークリー法である。ウィークリーの方が抗腫瘍効果が高く、副作用のコントロールもし易すく、通院でも投与できるとの報告もあ。しかし、国はタキソールはマンスリー投与でしか承認していませんので、地域によっては使えないこともある。 その他、ウィークリー法はその他の抗がん剤でも盛んに利用されている。 ☆TJ法の抗がん剤の三分の一を分割投与するとか、いろいろと試されている。 ★1c、2c、3期は、腹腔内化学療法+全身投与を組み合わせたほうが生存率を改善する。NCI誌によると、プラチナベースの治療薬とタキサンベースの治療薬を用いた多剤併用療法を腹腔に直接注入する(腹腔内化学療法)方法により、中央値5.5年生存に役立つことが報告されている。 ☆クロノテラピー.:がん細胞と正常細胞の活動時間の差を利用して、抗がん剤をがんが増殖する夜間に投与する治療法。化学療法のレジメンは変えずに投与時間帯のみを夜間に設定することで、正常細胞への影響を少なく、またがん細胞への効果を強くすることを目的に行われます。その他夜間投与のほうが副作用が少ないと言う報告もある。 その他2剤だけでなく3剤の利用も考えられる。 ☆ 上皮性卵巣癌のうち漿液性腺癌や類内膜腺癌は上記の多剤併用療法が有効ですが、粘液性腺癌や明細胞腺癌に対しては効果的ではありません。とくに進行性の明細胞腺癌ではこれまでの化学療法では効果があがりにくく、最近開発された塩酸イリノテカン(CPT-11)とマイトマイシンやシスプラチンを組み合わせた治療が試みられていますが、あまり効果的とはいえないようです。 ☆胚細胞性腫瘍では白金製剤が上皮性卵巣癌よりも有効があります。 ・BEP(シスプラチン+エトポシド+ブレオマイシン4週毎) ・PVB(シスプラチン+ビンブラスチン+ブレオマイシン4週毎) などの多剤併用療法が広く行われています。 (参考 BEP療法を標準的治療としている。日本婦人科腫瘍学会卵巣がん治療ガイド ラインより) ■卵巣がんに奏功する抗がん剤・・・・単剤で使うこともある プラチナ製剤(白金製剤)・・・・シスプラチン(P)・カルボプラチン(C)・エトポシド・ネダプラチン・ランダ タキサン製剤・・・バクリタキセル(タキソール)(T)・・・ドセタキセル(タキソテール)(D) イリノテカン(I)・・カンプト注・・トポテシン ■卵巣がんに奏功する抗がん剤の組み合わせ TP パクリタキセル(タキソール)+シスプラチン TJ パクリタキセル(タキソール)+カルボプラチン CP シクロホスファミド+シスプラチン CC シクロホスファミド+カルボプラチン シクロホスファミド+ドキソルビシン+シスプラチン CAPシクロホスファミド+アドリアマイシン+シスプラチン 卵巣がん治療のガイドライン作成 日本婦人科腫瘍学会(理事長:植木大阪医大教授)は、卵巣がん治療の標準化を目指した初の指針「卵巣がんの治療ガイドライン」を作成しました。(h16//11) 医療機関の間での治療レベルの格差縮小や、病気について患者と医師が相互に理解を深めるのに活用します。指針では、手術による卵巣の全摘出と抗がん剤の併用を基本としていますが、10~20代に多い卵巣がんの一種「胚(はい)細胞腫瘍」については、片側の卵巣を温存することを推薦しています。 胚細胞腫瘍では、患者や家族へのインフォームド・コンセント経て、片側の卵巣などを温存する手術を「推薦」しています。抗がん剤の使い方も上皮性卵巣腫瘍とは異なっています。病巣の拡大を見落とす恐れがあることなどから、内視鏡手術については実施しないことを求めています。 卵巣がんの9割以上を占める上皮性卵巣腫瘍については、二つある卵巣や子宮などを摘出し、抗がん剤を使用することを基本としています。抗がん剤は、プラチナ製剤のカルボプラチンとタキサン製剤のパクリタキセルの併用を「強く推薦」しています。 卵巣がんは、食生活の欧米化などにより、患者が急増しており、年間約6000人が発病しますが、早期発見が難しく5年生存率は約30%と治療が困難ながんの一つとされている
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ロイコボリンカルシウム(l-LV) 5種類のホリナート 大腸がんの関連学会では、ホリナートという薬剤名を耳にしないときがありません。それほど、ホリナートは現代の大腸がん治療に、欠かせない存在となっています。 それ自体は抗がん剤でなく、抗がん剤の副作用軽減や、作用増強に用いられる“補助剤”です。一般名(化学名)には、ホリナートとレボホリナートの2種類があり、商品名としてはアイソボリン、ロイコボリン、ユーゼルなどがあります。飲み薬と注射剤の違いもあり、全体として用途別の5種類に分類されます(表)。一般の方には理解しづらい面もあるでしょうから、基本的な事柄を整理しておきたいと思います。 [ホリナート分類] 商品名 一般名 剤型 効能効果 ロイコボリン錠5mg ホリナート 錠剤 葉酸代謝拮抗剤の毒性軽減 ロイコボリン注3mg ホリナート 注射剤 葉酸代謝拮抗剤の毒性軽減 ロイコボリン錠25mg ホリナート 錠剤 テガフール・ウラシルの効果増強 ユーゼル錠25mg ホリナート 錠剤 テガフール・ウラシルの効果増強 アイソボリン注25mg レボホリナート 注射剤 フルオロウラシルの効果増強 葉酸とは何か ホリナートの本質は、栄養成分の1つである“葉酸”です。ヒトは、この葉酸を体内で作り出せないことから、食事によって摂取する必要があります。1941年に、ほうれん草の葉から発見・単離(混合物から純物質を分離すること)されたことを受けて、葉酸と呼ばれるようになりました。 葉酸は、細胞内におけるDNA(遺伝子)合成で重要な役割を果たし、タンパク質の合成に不可欠な要素です。そのため、急速な細胞分裂や組織形成を行う胎児の成長過程では、必要不可欠な栄養素とされ、米国や日本の専門家組織は妊婦に対して、1日0.4ミリグラムの葉酸摂取を推奨しているほどです。 抗がん剤治療に併用されるホリナートは、こうした葉酸を化学合成にて製造したものです。食品に含まれる葉酸の100倍ほどの量が、がん治療では1日に服用されています。 低用量ホリナートの目的とは ホリナートには低用量と高用量の2種類が製剤化されているのですが、はじめに、低用量ホリナート製剤の使用目的から解説します。飲み薬であるロイコボリン錠5ミリグラムと、注射剤であるロイコボリン注3ミリグラムがそれです。 DNA合成を阻害する抗がん剤(とくに葉酸代謝拮抗剤)治療では、正常な細胞もダメージを受けるために、いわゆる“毒性が高い”と表現されます。一方、低用量のホリナートは、損傷を受けた正常細胞が立ち直るのを手助けします。医療現場では、ロイコボリン救済療法などとも呼ばれます。 血液の腫瘍に対して行われる抗がん剤治療、すなわちメトトレキサート療法、CMF療法、M-VAC療法、またはメトトレキサート・5-FU交代療法などにおいて、ホリナートによる毒性軽減が期待できるとされています。 抗がん剤を服用している期間内、低用量のホリナートが投与され続け、抗がん剤の副作用が強い場合に、ホリナートの増量や投与期間延長などが考慮されます。状況に応じて、錠剤と注射剤の使い分けがなされます。 高用量ホリナートの目的とは 次に、高用量ホリナート製剤の使用目的を説明します。飲み薬であるロイコボリン錠25ミリグラムと、ユーゼル錠25ミリグラム、および注射剤であるアイソボリン注25ミリグラムとがこれに該当します。前述の低用量ホリナートと異なり、大腸がん治療で主に用いられる5-FUの効き目を強化する目的で併用されます。低用量ホリナートが、正常細胞の側に立って、これを守ろうとするのに対し、高用量ホリナートは抗がん剤と二人三脚で、がんを攻撃するために働くのです。 専門家は、飲み薬のロイコボリン錠25ミリグラムとユーゼル錠25ミリグラムを“ホリナート”といい、注射剤であるアイソボリン注25ミリグラムを“レボホリナート”と呼んで区別します。経口投与の5-FU製剤には、ホリナート(錠剤)を併用し、注射剤のフルオロウラシル製剤には、レボホリナート(注射剤)を併用するのが一般的な考え方です。 大腸がん治療ガイドラインでは 近年、厚生労働省事業の一環として、大腸癌研究会により「大腸がん治療ガイドライン」が定められました。日本癌治療学会も、本ガイドラインを推奨しています。このガイドラインから、高用量ホリナートに関する記述をみてみましょう。 まず、術後補助化学療法における「5-FU+ホリナート」の有用性が述べられています。大腸がんの治癒切除がなされた後に、再発予防を目的として行われる抗がん剤投与が、術後補助化学療法と呼ばれます。 ガイドラインでは、5-FUとホリナートを併用することが、結腸がんの術後補助化学療法において、確立した標準的治療であることを明示しています。この場合の5-FUとホリナートは、ともに飲み薬が汎用されています。 次に、切除不能と判断された転移・再発大腸がんに対して、がん進行を遅らせる目的から、5-FUとレボホリナートを含む処方(ともに注射剤)が推奨されています。国内第3相試験の結果、生存期間の延長を認め、かつ国内で使用可能なレジメン(メニュー)が幾つかあります。FOLFOX(点滴5-FU、レボホリナート、オキサリプラチン併用)、FOLFIRI(点滴5-FU、レボホリナート、イリノテカン併用)、IFL(急速注5-FU、レボホリナート、イリノテカン併用)、および5-FUとレボホリナートを併用する幾つかの方法がそれです。
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5-FU 系抗がん剤(5-FU・UTF・S-1)の副作用症状(口内炎) 口内炎は、抗がん剤によって口腔内の細胞粘膜が障害されることによって起こります。口の中や喉の炎症が起き、赤くなったり、腫れたり、白っぽいものができたりし、出血や痛みがある場合があります。5-FU系抗がん剤では、治療開始後5~14日目ぐらいから出現し、回復するまで2週間程度かかります。 対処法について調べる・・・医師のアドバイス 患者さんの経験談
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【薬学】抗がん剤イレッサ、非喫煙者の延命効果は喫煙者の3倍 抗がん剤イレッサ、非喫煙者の延命効果は喫煙者の3倍 副作用が問題となっている肺がん治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)が効くかどうかを決める遺伝子の変異を森口尚史・東大先端科学技術研究センター助教授らがほぼ特定した。 延命効果を期待できる患者は、この遺伝子変異がある人か、非喫煙者に絞られるという。 無駄な投薬の回避につながる可能性がある。英医学誌「ランセット」に発表した。 同センターとソウル大医学部、東京医科歯科大の共同研究で、対象患者は、韓国人、中国人、台湾人計135人。腺がんなどの非小細胞肺がんの進行期にあって、他の薬物療法で効果が得られずにイレッサを使った患者を抽出し、個々のデータを詳しく分析した。 注目したのは、細胞の増殖などを制御するL858Rと呼ばれるたんぱく質の遺伝子の変異。 この変異がある患者の平均生存期間は22か月で、変異がない患者の9・3か月と比べて1年以上の延命効果が確認された。非喫煙者の場合は平均生存期間は24・3か月で、喫煙者の7・4か月より3倍以上長かった。 森口助教授によると、L858Rの変異は、喫煙者にはほとんどみられない。 喫煙歴のある非小細胞肺がんの患者に過剰に現れるAKR1B10という分子が遺伝子変異を抑え、イレッサの効果を激減させている可能性もあるという。 讀賣新聞 http //www.yomiuri.co.jp/science/news/20060228i506.htm The Lancet http //www.thelancet.com/ ソース http //news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1141109043/l50 2007-04-11計 - 昨 - 当 -
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本日の自己学習【腫瘍】 http //www4.ocn.ne.jp/~ohyama/gan.html http //www.gsic.jp/cancer/cc_20/index.html ●種類 扁平上皮がん→皮膚のように平らな組織 リンパ行性、血行性転移がおこりにくい 腺がん→分泌するためにヒダがある→胃がん 小さいうちからリンパ行性、血行性転移がおこる 化学療法や放射線療法は扁平上皮がんの方が感受性が高い ●腫瘍マーカーと各腫瘍の対応 http //web.archive.org/web/20080202152559/http //www.medic-grp.co.jp/kensa/medical/akusei.html http //www.medic-grp.co.jp/kensa/medical/akusei.html ●肺がん(非小細胞がん3つ、小細胞がん) 腺がん(50%):末梢肺野部 扁平上皮がん(30%):肺門部 大細胞がん(5%):末梢肺野部 小細胞がん(15%):肺門部 進行が早く最も悪性。抗がん剤、放射線がよく効く。小型のうちから血行性で転移しやすいので他とは違う治療方針をとる。 http //www.gsic.jp/for/fr_04/01/21_01.html 肺がんは男性の死亡1位(女性は大腸がん、胃がんに次いで3位) ブリンクマン指数(喫煙指数)=1日のタバコの本数×喫煙年数>800 肺尖部に腫瘍ができるとパンコースト症候群をおこしやすい 喀痰細胞診(パパニコロー染色) ホルネル症候群 腫瘍マーカー:CEA 5ng/ml以下(消化器)、CA19-9 37U/ml以下(消化器) NSE、ProGRP、CYFRA21-1 2ng/ml以下(肺がん) 抗がん剤:通常は白金系+第3世代 (2+5=10通りの組み合わせ) イレッサ、アリムタ(非小細胞がん) 第1世代 シクロフォスファミド,ビンデシン,マイトマイシン 第2世代 シスプラチン,エトポシド 第3世代 イリノテカン,タキソール,タキソテール,ビノレルビン,ゲムシタビン http //www.wjtog.org/library/library03/library03-3.html 転移:脳、肝臓、骨、副腎、胸膜播種 肺転移を起こしやすい腫瘍 骨肉腫、大腸がん、子宮ガン、乳がん、腎細胞がん、甲状腺がん ●胃がん ほとんどが腺がん ヘリコバクターピロリ 幽門部(下の方)に好発 EMR(内視鏡的粘膜切除術) ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) 術後合併症 ダンピング症候群 早期(食後20~30分後):倦怠感、めまい、頻脈、吐き気、下痢など →1回量を減らして数を増やすなど 晩期(食後2~3時間後):低血糖 →飴など糖分を取る 胃全摘後:ビタミンB12が吸収されないので数年後、巨赤芽球性貧血をおこす→注射 抗がん剤:フルオロウラシル、シスプラチン、メソトレキセート、パクリタキセル、イリノテカン、TS-1(経口薬) 血行性転移:肝臓(最も多い)、肺、骨、脳、腎臓 ※胃静脈は門脈に流れる ●結腸がん、直腸がん(腺がんが多い) →便潜血反応 右側(盲腸、上行結腸):内腔が広いので腫瘍が大きくなるまでは狭窄症状がでない 左側(下行結腸):便が硬くなってるため狭窄症状が出やすい→イレウス S状結腸、直腸:下血が主訴になることが多い EMR(内視鏡的粘膜切除術) ストリップバイオプシー ストーマ(人工肛門)単孔式、双孔式 マーカー:CEA,CA19-9 化学:腺がん フルオロウラシル(5-FU) 扁平上皮がん ブレオマイシン、 FOLFOX:フルオロウラシル+ロイコボリン+オキサリプラチン FOLFIRI:フルオロウラシル+ロイコボリン+イリノテカン ロイコボリン:5-FUの効果を増強する UFT:テガール+ウラシルの合剤 テガール:体内で5-FUに変わる ウラシル:体内での5-FUの分解を妨げ、5-FUの濃度を高く維持する 分子標的薬:アバスチン(新薬) 転移:肝臓、肺 ★ストーマサイト・マーキングの原則 本人が見ることのできるセルフケアしやすい位置 上前腸骨棘の近く、皮膚の窪み、しわをさける 腹直筋を貫く位置 腹部脂肪層の頂点 臍より低い位置 イレウス ●肝臓がん マーカー:α-フェトプロテイン(AFP) 正常値 10ng/ml以下 (肝癌に特異的) PIVKA-II (DCP) 40mAU/ml以下 (肝癌) 肝切除:クイノーの分類(8区画) RFA経皮的ラジオ波焼灼療法:3cm、3病巣以下 PEIT経皮的エタノール注入療法 MCTマイクロウェーブ凝固壊死療法 TAE・肝動注化学療法 アイエーコール(=シスプラチン) 塞栓物質(ゼラチンスポンジ、ゲルフォーム) アドリアマイシン、マイトマイシンC 腫瘍細胞を栄養するのは動脈のみであるが、正常細胞は動脈(2割)と門脈(8割)の双方から栄養されるため 分子標的薬:ソラフェニブ(ネクサバール) 転移:血行性、リンパ行性に肺、腹腔内臓器、骨など ●腎臓がん 腎細胞がん:腎臓の尿細管上皮細胞の腺癌 (80%) 腎盂がん(尿路上皮癌):腎盂・腎杯の上皮より生ずる癌腫 (7~8%) ★腎細胞がん 腎盂に破れると血尿 インターフェロン、インターロイキン(免疫療法) 転移:肺、骨 血行性 ★腎盂がん(移行上皮がん) http //ganjoho.jp/public/cancer/data/renal_pelvis.html 血尿 腎、尿管全摘術 BCG注入療法:上皮内に限局の場合 結核菌+生食を注入し、強制的に炎症をおこさせ粘膜ごと癌を取り除く http //www.mc.pref.osaka.jp/kabetsu-shoukai/hinyouki/sets... http //www.jfcr.or.jp/hospital/conference/cancer/about/py... ●膵臓がん 抗がん剤:ゲムシタビン、TS-1 PTCD経皮経肝胆道ドレナージ http //www.effect-japan.com/cancer/gastric.html 検査など http //medical-checkup.info/category/4442066-1.html がん掲示板 http //www.gankeijiban.com/bbs/read/020mune/1131159515
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20090516(土) 20時~ NHK教育 名医に聞く【大腸がん】 罹患数 男:胃がん、大腸がん、肺がん 内視鏡治療、手術、再発 早期 大腸がん 大腸の長さ1.5~2m 粘膜、粘膜下層、筋層、しょう膜(筋層までいくと進行がん) 粘膜下層には血管、リンパ管などがあるため転移を考えると内視鏡は不利 がんのできやすい場所:直腸、S状結腸 (全体の70%) ●症状:血便、便通の変化、腹痛(イレウス) ●検査:便潜血検査、大腸内視鏡検査 ●内視鏡:2cm程度までの粘膜内がん がんの深さ:染色して模様で分かるようになった 浅い:模様はととのっている 深い:模様が複雑 エコーなどで深さを見る ポリペクトミー:内視鏡でくくって焼き切る 生食を入れて膨らませてくくって切る 出血、胃と比べて薄い(3~5mm)ので穿孔に注意 ●手術 結腸癌:癌から10cmの範囲を切り取る 周囲の血管、リンパ節をとる 直腸がん:骨盤内臓、神経に気をつける、括約筋 がんから2cm離して切る→肛門に近いと括約筋全体を切ることになる(ストーマ) 腹腔鏡:技術が要求 ●治療後の食生活 頻便、腹部ぼうまんかん 回復期:消化の良いもの、食事量をとりすぎない →うどん 消化の悪いもの 海草、キノコ類、こんにゃく 回復後:不溶性食物繊維 ほうれん草、にら、ごぼう、オートミール、ライ麦パン、納豆、大豆、ブルーベリー、キノコ類、こんにゃく 食事量をしっかり →便の量が増えて回数が減る ●再発時の治療 肝>>>>肺>>>脳など、腹膜播腫 局所再発:手術後の近くに再発 手術できる条件 3つ がんをすべて切除できる 臓器の機能が温存される 手術に耐えられる体力 ●抗がん剤 5FU←レボホリナートカルシウム(5FU増強) オキサリプラチン、イリノテカン 分子標的:アバスチン 薬の組み合わせ 投与、副作用のチェック2~3ヶ月 効果の判定 繰り返す、組み合わせの変更 FOLFOX、FOLFIRI FOFFOX+アバスチン イリノテカン+セツキマシブorセツキマシブ単剤 長時間の点滴ではポートを用いることもある(48時間必要など) 心臓の近く(又は上腕)にポートを置く 左鎖骨下静脈、上腕静脈 ポートの実際:左前腕 自由な時間が取れる→QOLの向上:日常生活の延長 風船みたいな感じで徐々に入る(高さの制限なし?) ●マルチオピニオン 60男 結腸がん 4cm 粘膜下層に1mm 手術:ガイドラインでは2cmまでが内視鏡 深さが1mmもしかしたらもっと深いかもしれない→リンパ 内視鏡:大きくても粘膜内、下層でも1mm以内と診断が重要 →分割切除 何回かに分ける(これも分割できるという診断が重要) 腫瘍内科医:ptに負担をかけない 大腸がんでは術前化学療法は行わないのが通常 EST内視鏡的粘膜下層剥離術→高度な技術が必要 スネアではなくて電気メスで剥離、切除する(引っ掛けるのではなく切り取る) →できるDr、穿孔 ※粘膜下層に1mm以上浸潤すると転移のおそれが高くなる 抗がん剤:早期がんには通常おこなわない リンパ節転移があるかどうか 正確な診断が重要:大きさ、形、深さ 来週も大腸がん
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5-FU 系抗がん剤(5-FU・UTF・S-1)の副作用症状(皮膚障害) 5-FU系抗がん剤投与により、皮膚に障害が現れることがあります。顔や手足などに発赤や発疹がでたり、治療を重ねることによって皮膚や爪、指先などがだんだん黒くなること(色素沈着)があります。また頻度は高くありませんが、手足症候群といって手や足の特に指先に水疱ができ出血や痛みを伴う場合があります。日常生活に支障がでるようであれば、治療をお休みしたりすることもあります。 対処法について調べる・・・医師のアドバイス 患者さんの経験談